精子の凍結保存で治療は可能です。その場合、非常に精子が元気であれば人工授精も可能ですが、一般的には融解すると運動率が落ちるので、顕微授精になります。もちろん精子さえあれば、奥様のみで治療可能です。

 当院では精子の凍結をしています。独身でもしています。不妊症以外の方では、白血病の方を内科から頼まれてよく凍結しています。当院で採ってもらっていただいても結構ですが、容器を先にとりに来ていただいて、家で採ったものをどなたか持ってきていただいても大丈夫です。凍結はすぐできます。
 凍結した精子は、一般的には体外受精のうちの顕微授精で使います。凍結代は、1年間1万円で更新制です。体外受精、顕微授精はトータルで35~45万かかります。人工授精でも使用できますが、精子を多く使うのと妊娠率が低いのですすめません。

 凍結処理で顕微授精は可能です。精子は、精巣そのものからの採取になります。精巣上体も可能なら穿刺します。

 凍結し、液体窒素の中に入れてあれば、何年でも大丈夫です。

 凍結精子でも融解後、運動精子があれば受精率はまったくかわりません。一般的には40~50%生き残り、運動性を保つことができるのですが、精子数が少なく弱い場合は、全部不動化することがあります。



               
               
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