妊娠中の服用禁止とありますが、大丈夫ですか?

 そういうふうに書いてあることは、承知で出しています。というのは、ほとんど薬がそうだからです。不妊症で使う薬のほとんどそうです。というのはPL法ができてから特にひどくなったと思いますが、厚労省も製薬会社も責任のがれで何でも書いてあります。
 逆にヒトの妊婦に服用させて安全性を確認することは不可能ですし、安全性が確認されたと記載された薬品は、多分まったくないと思います。その通りにしていたら、不妊治療は全くできません。体外受精の培養液や器具にいたっては、ヒトに使うなとか実験用としか書いていませんが、体外受精用として販売されています。すべて責任のがれです。
 プレマリンについては多分40~50年の歴史があり、世界でもよく使われているエストロゲンです。ほとんど唯一の内服のエストロゲン剤です。したがって不妊症や体外受精で、とくに凍結受精卵を移植する時の世界の定番の薬です。エストロゲン(卵胞ホルモン)はまったく同一ではありませんが、女性が卵巣内で作っているホルモンです。
 特に卵胞が育つときに高くなります。現在の日本の医療の根幹は責任のがれです。どんな薬でも量が違えば毒にも薬にもなります。私は自分の責任で、患者さんに薬を投与しています。その本で妊娠する可能性のある不妊に対して、安全性が確立された薬をさがしてみて下さい。

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