内膜症3期は手術?体外受精?

 内膜症というのは不思議な病気で、初期でも重症でも同じように妊娠率が落ちます。逆に重症になればなるほど妊娠しにくいという単純なものではありません 体外受精でも内膜症があると妊娠率は落ちると言われています。
 また、体外受精後に自然妊娠するケースの多くは内膜症です。というような不思議な病気なので体外受精の絶対的適応ではありません。
 私の意見では、手術をするより先に体外受精をやった方がよいと思います。手術で内膜症の一部として卵巣の一部を切除する事があれば、後の体外受精もやりにくくなり、卵の質も悪く、卵自体が少なくなってしまいます。
 卵巣はできるかぎり傷をつけず、オペしない方がいいと思います。私のところにみえているオペ後の患者さんには非常に苦労しています。まして卵管にも問題があるならなおの事です。
 妊娠できる人の多くは半年以内に妊娠します。1年で8~9割の人が妊娠できるといわれています。卵の質が悪くなれば、体外受精でも妊娠できません。くれぐれも卵巣を傷つけたり一部でも切除する事は避けて下さい。年齢も考え、普通の人よりも早く子どもができなくなると思って、今後の治療方針を検討して下さい。
 子宮内膜症は、妊娠することで非常に良くなります。妊娠が一番の治療です。1人目は体外受精でも、2人目は自然妊娠できるかもしれません。

不妊治療のQ&Aのカテゴリ一覧

​ ​


               
               
ページのトップへ